アドフラウドに特化したデータ分析ツール「SpiderAF」の導入メリット【後編】

アドフラウドに特化したデータ分析ツール「SpiderAF」の導入メリット【後編】

Phybbit(フィビット)が提供するアドフラウド対策ツール「SpiderAF」はAIを搭載し、運用担当者なら誰でも簡単にアドフラウド対策を行うことが可能です。世界最高水準の認証機関TAGの不正防止部門にてアジア初のベンダーとして認証を取得しており、広告主やアドネットワーク事業者、代理店で広く導入されています。

前回に引き続き、Phybbitが開発・提供する「SpiderAF」のツールにフォーカスしたインタビューをお届けします。これからアドフラウド対策をはじめたい、ツールの導入を検討されている企業様にとって役立つ内容です。

 

「SpiderAF」の活用事例を紹介

ー「SpiderAF」を導入してみた結果どういう変化があったのか、事例を教えてください。

宮本さん:1つは、元々ROASが良いのでアドフラウドの被害を受けていないと思ったら、実はオーガニックだったケース。これは前半でもご紹介していたのですが、「SpiderAF」を導入したことで、オーガニックの成果を奪う手口のアドフラウドを発見することができた事例です。

 

最近ですと、ゲームアプリでチュートリアル突破等のハードKPIを通過しているので問題ないと思っていたところ、これも偽装されたイベントであったケースもあります。これまでフラウドではないと思っていたインストールがフラウドだったパターンです。フラウドの被害に気がつければ対策を講じることができるので、やはりツールを活用した方が良いと思います。

これまで導入頂いた企業様を見てきて、代理店に任せているから、他にアドフラウド対策ツールを入れているから、自分でも一応は見ているからと言って、自分たちは大丈夫だと思っていたらそうではなかったというケースが多かったですね。

実際「SpiderAF」を入れてみると、アドフラウドを検知し、配信停止と効果の良いメディアへのアロケーションがスムーズに出来て広告の回収期間を150%改善出来た事例もありますね。これも、「SpiderAF」が配信事業者も多く利用頂いているため、フラウド判定の共通理解を得やすいからだと思います。

 

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▲「SpiderAF」開発者のEuricoさん(Phybbit CTO) 

 

Euricoさん:ROASだけで判断してしまうのは非常に危険です。オーガニックを横取りする不正の場合、インストールしているのは実際のユーザーですので、表面上の数字だけ見てもそれが不正だとまず気がつけないでしょう。そもそもがオーガニックなので、インストール後の動きは至って正常ですから。

ー「SpiderAF」が持つ強みとは?

宮本さん:私たちはフラウド検知をするための工数を減らし、より精度の高いツールを提供しようと日々取り組んでいます。運用担当者が属人的な監視に頼るのではなく、ツールがあることによって、監視の精度も担保できるよう開発を進めています。

「SpiderAF」の強み

  ■ 自動化と非属人化で手間無く漏れなくアドフラウドからビジネスを守る

  ■ AIと人の目視チェックを組み合わせたフラウド検知システム

  ■ 世界的認証機関「TAG」の承認を得た透明性の高いツール

クライアントの声を直接プロダクト開発に活かす

ー導入後はどのようにサポートして頂けるのでしょうか?

宮本さん:Phybbitはクライアント様との距離感が非常に近く、一般的にツールを提供する会社ですと、カスタマーサポートに問い合わせると思うのですが、私たちは「カスタマーサクセス」という部署を設け、技術的な部分のサポートだけではなくビジネスパートナーとして、クライアント様の課題を解決したいという考えを持っています。

自分達が作ったツールをどうぞ使ってくださいという、一方的な在り方ではなく、クライアント様から「こういうフラウドに対応できないか」「このデータと連携したい」等相談を受けながら、一緒にプロダクト作りをしております。

Euricoさん:フラウドはその手法を変えながら進化を続けており、完全になくなることはありえません。我々はそうした中で、新たな不正に対しどうやって検知するかを考えツールをアップデートしています。

ー最後に、これからアドフラウド対策をしようと考えている方にアドバイスをお願いします。

宮本さん:前編でも話していましたが、まずは現状を正しく理解することが重要です。自分たちがアドフラウドの被害を受けているのかいないのか、現状のプロモーションが正しく行えているのかを可視化しましょう。

まずは詳細が知りたい方は「資料ダウンロード」もご用意しております。またはPhybbitが提供する「無料診断ツール」で確かめることができますので、ぜひご活用ください。そのうえで、もしもフラウドの被害に合っていると判明した際には、今後どのように対策を進めていくべきなのか、次のアクションをご提案させて頂きます。また、調査レポートという形で、最新のアドフラウドの動向が分かる情報も公開しておりますので、ぜひご覧ください。

 

ー本日はありがとうございました。

「SpiderAF」アドフラウド調査レポート(2020年1月)

phybbit_sub5

  • はじめに
  • SpiderAFについて
  • 定義
  • サマリー
  • アクセス元IPのリージョン分布 不正OS分布
  • クリックフローディング インストールハイジャック
  • ファーム
  • 新規デバイス率
  • SDKスプーフィングの検知例
  • おわりに
  • SBL MEMBERS

レポートのダウンロードはこちら 

アドフラウド無料診断

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インストールのログデータがあれば誰でも簡単に診断できます。(※お一人様1回限り)

<診断内容>

・アドフラウドインストール数、比率

・アドフラウドの内訳:ファーム、フローディング、ハイジャック

・被害総額

・総合評価

1.アプリ(広告計測SDK)またはwebを選択
  AppsFlyer、FOX、Tune、その他の広告計測SDKに対応しています。

2.インストールログのCSVをアップロード
  1ヶ月分のデータを推奨しています。難しい場合は2週間分のデータでも可能です。

3.診断レポートの送り先を入力

※最短で即日、2~3営業日で診断レポートをお送りします。アドフラウドに関する専門知識がなくても4段階(A〜D)の総合評価で一目で健康状況が分かります。

無料診断の詳細はこちら

今後のイベント・セミナー情報

リクルート社のアドフラウド対策をご紹介している「No more 不正!KPIを正しく評価し、よりパフォーマンスを上げる!」のウェビナーを公開しています。

SpiderAFerbiner

概要

去年から話題のアドフラウドですが、これがマーケティングのノイズになる事をご存知でしょうか?AppでもWebでも、パフォーマンスを指標にしているケースはとても多いと思います。 アドフラウドやユーザー不正と言った不正が混じっている場合、そのまま評価してしまっても良いのでしょうか?リクルート社での最新のマーケティング手法をご紹介します。

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