ナイルでは、アプリマーケティング関連のニュースやイベントレポートなど、マーケターの方に役立つ情報をニュースレターにて配信しております。
<広告運用担当・舟橋からのコメント>
7月~8月は主に「出会い」ジャンルのアプリの成果が全体的に伸びた傾向にありました。これは、季節要因として出会いを求めるニーズに対し、各企業様がユーザー獲得に力を入れられていたことが考えられます。
最近のアドフラウドの状況ですが、9月に入って数多く発生したのは「ファーム」「フローディング(クリック洪水)」と呼ばれるタイプのもので、先月は不正インストールのうち約8割を占めていました。
「ファーム」は海外端末以外が多く見受けられたり、海外IPから流入しているなど、日本のユーザーでは滅多に起きない事象が多いです。以前はOSのVerから判断を行うこともできましたが、最近のフラウドはOSのverが新しいものに更新されていることが多いように感じられますので、端末情報を調べていただき、海外の端末か調査していただくのが一番有効的です。
フローディングは既存ユーザーが広告の成果としてカウントされるケースが確認されました。オーガニック流入を盗むフローディングですが、CTITの計測時間から特定することが可能です。また、既存ユーザーについては、イベントを複数設置することで判別を行うことができます。
ファームとは
ボットやオペレーター等のシステムによって大量の広告表示やクリックを繰り返すことで不正に広告報酬を水増しする手法
フローディングとは
実際には表示・クリックしていない広告を表示・クリックしたかのように偽造されたもの
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