App Annie、2018 年上半期「日本モバイルゲーム市場レポート」を公開中、2018 年上半期の消費支出は 7000 億円以上で世界トップ

App Annie、2018 年上半期「日本モバイルゲーム市場レポート」を公開中、2018 年上半期の消費支出は 7000 億円以上で世界トップ

アプリ市場データと分析ツールを提供するApp Annieが2018年上半期における日本のモバイルゲーム市場を総括するレポートを公開した。

 

2018年上半期「日本モバイルゲーム市場レポート」概要(レポートの全文は下記に記載)

  • 日本のゲーム消費支出、消費時間は 2018 年上半期も引き続き成長
  •  2018 年上半期の消費支出は世界トップの 7,000 億円超
  •  国内パブリッシャーのアプリが市場の大部分を専有するも、海外パブリッシャーのシェアが伸長
  •  日本国内で中国企業のゲームに対する消費支出が急成長

 

[以下引用]

未だ成長を続ける日本のモバイルゲーム市場 、2018 年上半期の消費支出は世界トップの 7000 億円超

昨今では、日本のモバイルゲームアプリ市場は飽和状態と懸念される声もありますが、日本のモバイルゲームアプ リ市場の規模は未だに成長を続けており、2018 年上半期の消費支出は 7000 億円以上で世界トップとなりました。利 用時間についても昨年下半期を超える成長率で増加しています。

 

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海外勢の躍進でモバイルゲーム市場の構成に変化が! 国内パブリッシャーのアプリが市場の大部分を専有するものの、海外パブリッシャーのシェアが拡大

2018年上半期の収益ランキングを見ると、ランキング常連の長期ヒットタイトルが大部分を占める中、2017 年上半期にはランクインしていなかった 4 タイトルが新たにランクインしています。そのうち 3 タイトルは海 外企業のものとなりました。新規のランクインにも関わらず 8 位にまで上りつめた荒野行動-Knives Out の爆 発的なヒットとそれによる「バトルロワイヤル」というカテゴリの確立はこの上半期におけるホットトピック の一つです。

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過去のレポートでも触れましたが、日本市場の大半は日本現地のパブリッシャーによる売上で成り立ってお り、日本国内で継続的な成功をおさめる海外パブリッシャーはほんの一握りでした。しかし、先の収益ランキ ングからも見てとれるように、この傾向は徐々に変化してきています。2017 年上半期に市場の 84%を占めて いた国内パブリッシャーの売上は、2018 年上半期に 78%まで低下しています。

 

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■日本市場を熟知した中国企業の成功のカギは? 2018 年上半期は中国企業のゲームアプリの消費支出が急成長

特に日本でのシェアを伸ばしたのは中国のパブリッシャーです。2017 年上半期との比較で見ると、2018 年 上半期における日本国内の売上は 30%以上の増加をしています。日本国内での高収益を上げているアプリを見 ると、先程の収益ランキングでもランクインをした「荒野行動-Knives Out」 と「アズールレーン」に加えて、「The King of Fighters’ 98 Ultimate Match」 のような日本発 IP のタイトルも上位にランクインしています。

 

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中国企業発のアプリが日本市場を攻略し始めているのには様々な要因が考えられますが、一つは中国国内に日 本のコンテンツを好むユーザー層が一定規模存在しており、日本風のゲームを作る素地があるという点が挙げら れます。もう一つは、日本市場を理解し、深いレベルでのローカライズや、マーケティングをしているという点 があります。

 

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「アズールレーン」はもともと中国向けのゲームであるにも関わらず、キャラクターのテイストは日本風であり、 声優も日本人が担当をしていました。中国国内で日本コンテンツを好む層をターゲットにした作品であったとい うことが分かります。パブリッシャーの Yostar 社はもともと日本風のこのタイトルに対して、コンテンツのカ スタマイズなどにより、深いレベルでのローカライズを行い、日本展開を成功させています。

「荒野行動-Knives Out」をパブリッシングする NetEase 社も日本風ゲームの開発や日本展開のノウハウを蓄積 しています。2017 年にヒットした「陰陽師」ももともと中国向けのゲームでありながら、クリエイティブはかなり 日本風なものになっています。「荒野行動-Knives Out」 については、クリエイティブこそ日本風ではありません が、マーケティングキャンペーンは日本の若年層を意識した Youtube や Twitter などを活用しており、日本市 場を理解した上での施策だと言えます。 3 位の「 The King of Fighters’ 98 Ultimate Match 」についても、日本の IP を中国向けに展開したものが、 さらに日本向けにローカライズされて逆輸入される形で日本に進出しています。これは上で述べたような日中間 でのコンテンツの親和性の高さがあったからこそ実現されたと考えられます。

 

日本におけるモバイルゲームアプリ市場今後の展開

App Annie では日本国内のゲームアプリ市場での消費支出は今後も成長を続け、2022 年までに 182.9 億米ド ルを上回ると予測しています。さらに、中国国内ではモバイルゲーム規制の動きもあり、日本市場をターゲット とする中国企業はさらに増加する可能性が考えられます。このように日本風のゲームや日本市場について深く理 解したディベロッパーやパブリッシャーが増加することで、海外勢には攻略困難と言われ続けた日本の市場構成 は徐々に変化してくるのではないでしょうか。

レポート全文はこちら:https://bit.ly/2plmC1c

 

App Annie について

App Annie (アップアニー) は、アプリビジネスに役立つアプリ市場データと分析を提供する世界 No.1 の情報プラットフォームです。 アプリ市場の情勢、自社アプリの競合優位性をより深く把握するため、100 万を超えるユーザーに利用されています。 米・サンフランシスコに本社を置き、世界 15 都市で事業を展開しています。 現在までにセコイア・キャピタル、Institutional Venture Partners、IDG キャピタル・パートナーズ、eVentures、 GreenspringAssociates、グレイクロフト・パートナーズなどの世界中のベンチャーキャピタルから1億5,700万米ドルの資金調 達を実施しました。詳しくは www.appannie.com まで。

 

会社ホームページ:https://www.appannie.com/jp/

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Facebook ページ: https://www.facebook.com/appanniejapan/

 

 

 

 

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